【2019年10月6日】3DSセミナー
3DSについて学ぶ(トレー作成実習付)【最小催行人数10名】
サービス内容
歯周病・カリエスにおける3DS Technique(機械的清掃+化学療法)は超短期的消炎処置であり歯周病初期治療として、またカリエスの原因菌をコントロールすることを含めた口腔内細菌叢のコントロールとして位置づけられます。 スケーリング、ルートプレーニングのような機械的清掃単独に比べて化学(抗菌)療法を併用することで局所に残存する微量な抗原や、機械的清掃後数時間後に増殖してくる浮遊細菌やマイクロコロニー、バイオフィルム等が終息され消炎治癒が大幅に促進されます。 私たち歯科衛生士が日常のメインテナンスの中でブラッシング指導やポリッシング、PMTCなどの手法を駆使し、プラーク重量を下げ、バイオフィルムの除去に励んでいますが、小児期にプラーク付着量の多い人は成人になってもPCRが高く、ブラッシングやメインテナンスによる効果はさほどでもない、という文献も存在しています。 つまりリスクの低いクライエントはコントロールできることは確かですが、私たちが日常臨床の中で、苦労をしている一部のハイリスクの患者さんは毎月リコールを行なっていても二次カリエス、P急発が避けられないことを皆さん体験したことがあるのではないでしょうか?月に一度1時間のメンテナンスを継続したとしてもプラークの質を変えない限り、患者さんが行うホームケアとしてのブラッシングだけではメインテナンス後数日で元の悪い菌層にもどってしまうのです。 3DSにより、菌層を良い状態へ導くことができれば、私たちの日常臨床を変え、患者満足度の向上へつながります。 今回は3DSトレー作成の勘所からレクチャーさせて頂き、実際に作成体験頂く機会を提供させて頂きます。
今後の予定
連絡先
日本、神奈川県伊勢原市小稲葉2204−1